BMIとは、身長に見合った体重かどうか判定する数値で、BMIが22になるときの体重が標準体重で、最も病気になりにくい状態であるとされています。当店では、美的体型を目指されBMI22からスタートされる方も少なくありません。鏡に映る納得のいくシルエット的にも、第三者から「痩せてるね」と声をかけられるのも、BMI20(標準体重-4kgくらい)が多いようです。また、25を超えると脂質異常症や糖尿病、高血圧などの生活習慣病のリスクが2倍以上になり、30を超えると高度な肥満としてより積極的な減量治療を要するものともされています。
40代後半、身長153cm、体重52.6kg、スタート時BMI22.4、若い頃から食欲旺盛で「痩せの大食い」と呼ばれてましたが、30代後半から44kgだった体重から徐々に増え始め、約10年かけて8kg増の52kgまでになりました。人生で初めて50kgになったので、すぐに40kg代に戻せると思っていましたが、やってるつもりのダイエットでは成果が表れず、更なる増量を恐れご来店されました。ご自身も、まとまった睡眠がとれていないこと、大食い(早食い)であること、間食が日課となっていること(職場でのお菓子が止まらない)が原因であり、それを正されたいと希望されました。
まとまった睡眠が取れない原因に、夕食後(20時くらい)に眠くなり耐えられずソファで寝落ちし、0時に目覚め家事をしてから就寝(2時)という生活をされていました。食後急激に睡魔に襲われ寝落ちしてしまうのは、「食べ過ぎ」「早食い」を原因とする「血糖値スパイク」(血糖値が急激に上がりインスリンが大量に分泌され血糖値が急激に下降すること)が原因です。
まずは、「大食い」「早食い」を改善すべく、耳つぼをテープの上からご自身の指でも刺激しレプチン分泌の更なる活性化を持続いただき、またゆっくり食べること(目安は1食20分)を意識していただきました。食べ方は習慣なので、1回1回の食事時に「ゆっくり食べる(目安は20分)」をご自身で意識して改善いただきました。これにより、血糖値スパイクは起こらなくなり、食後に寝落ちもすることなく、家事をやり終えてから就寝する生活習慣に改善されました。3つ目の問題点である職場でのお菓子についてですが、これは「お腹が満たされていないから食べたくなる」のか「あったら食べるという習慣で食べている(口寂しい)」のかをご自身で再確認いただきました。結果は両方とのことでしたので、お弁当は可能な限り腹持ちの良い食材メニュー「まごわやさしいこ」を取り入れていただき、口寂しい時には、糖質・脂質ともに少なく、低カロリーのおからクッキーを一時的に代食していただくようにしました。
お仕事もありお忙しい生活の中で、一品料理(丼ぶり、ラーメンなど)を食さることが多かったのですが、外食でもなるべく定食料理にし、またインスリン分泌を抑制するためサラダから食べるよう意識いただきました。もちろんお水は1日2L以上を目安に飲んでいただき、その結果4ヶ月で-6kg、体重52kgから46kgに減量されました!
お一人で習慣を改善することは難しいですが、耳つぼを刺激しながら一緒に問題を解決しながらすすめていきます。栄養バランスが整う食習慣へ、身体が楽になる生活習慣へ、生活が整うと血色も良くなり若返ります!リバウンドしないようしっかり習慣としていきましょう!
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